東京オリンピックの観客の扱いをめぐり、菅総理大臣は「先般『無観客もありうる』と明言している」と述べ、国民の安全・安心を最優先に対応するとしたうえで、大会組織委員会などとの5者による協議で決めることになるという認識を示しました。 新型コロナウイルスの感染状況をめぐり、公明党の山口代表は、再拡大の懸念があると指摘したうえで、東京オリンピックの観客の扱いは、無観客も視野に対応を検討すべきだという考えを示しました。 これに関連して、菅総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し「先般、記者から『緊急事態宣言の時はどうするのか』という質問をいただいた。その時に『無観客もありうる』ということを私から明言している。大会組織委員会やIOC=国際オリンピック委員会など5者で協議することが決定しており、国民の安全・安心を最優先する中で対応していく」と述べました。 そのうえで、記者団が、今月11日が期限となる、まん延