元日、東京都内では、餅をのどに詰まらせたお年寄り8人が相次いで病院に運ばれ、このうち83歳の女性が死亡しました。東京消防庁は、餅は小さく切って食べるなど、注意を呼びかけています。 また、墨田区でも83歳の女性が餅をのどに詰まらせて、心肺停止の状態で病院に搬送されました。 東京消防庁によりますと、元日、都内で餅をのどに詰まらせて病院に運ばれた人は、午後3時現在、死亡した1人を含め、75歳から92歳までのお年寄り8人に上るということです。 東京消防庁は、餅は小さく切ってよくかんで食べ、もし、のどに詰まらせた場合は、意識があるか確かめたうえで、反応があれば、あごを支えてうつむかせ、背中を強くたたいて、はき出させるなどの対応を取るよう呼びかけています。