新発見の地上絵「斬首場面の可能性大」 山形大・ナスカ研が成果報告 2013年11月12日 14:50 山形大人文学部付属ナスカ研究所のメンバーが今夏の現地調査の成果を報告した=天童市民文化会館 南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」を研究している山形大人文学部付属ナスカ研究所(所長・北川忠明学部長)のメンバーが10日、天童市民文化会館で開かれた国際ロータリー第2800地区主催の公開シンポジウムで講演。今年4月に発表した2人の人物が並び、儀礼行為を表したとみられる新発見の地上絵について「斬首場面の可能性が高まった」との研究成果を明らかにした。 文化人類学、考古学、認知心理学、地理学、情報科学、考古科学の研究者らが今夏の現地調査の成果を報告した。中心人物の坂井正人教授は、2人の人物を描いた新発見の地上絵のうち、左側の人物について「さらに分析が必要だが、手にナイフを持っているようだ」と紹介。右