はじめに先日、昔ピアノを習っていた先生とお話をしたところ「ひとり、レッスンをしてあげてほしい男の子がいるの」と言われました。「何かを人に教えた経験が無いのでできません」とお断りしようと思ったのですが、今後の経験になるかもと、最終的にやってみることにしました。実は、その先生も教え方に悩んでいるようだったのです。 いざ、レッスンの時間。僕はどんな楽譜を持ってくるのか知らなかったのですが、彼が持ってきた楽譜は、まらしぃ君の楽譜集でした。そして男の子は「彼のように演奏したい」と言いました。 僕はこの短いレッスンの時間で、その男の子に言いたいことがいっぱいありました。だけど、瞬間的に言葉をまとめられませんでした。僕の”教える”という経験不足のせいです。だから、いつか考えをまとめようと思いました。「まらしぃ君のように弾きたいあなた」と「そのピアノの先生」に宛てて、今回は書いてみようと思います。 手軽に