<アストロズ6-4ブルワーズ>◇20日(日本時間21日)◇ミニッツメイドパーク 打順の誤りを指摘されたアストロズ松井稼頭央内野手(33)が、野球規則により打席に入ることなくアウトを宣告された。 アストロズが提出した打順表は、1番松井稼、2番ボーンだった。しかし、選手に通達されていた打順はその逆で、1番ボーン、2番松井稼。1回、先頭打者のボーンが右前打を打った時点で、ブルワーズのモッカ監督が審判員に抗議し、打順の誤りが発覚した。 野球規則6・07により、ボーンの右前打は無効となり、本来の1番打者、松井稼が打つことなく規則違反でアウトに。1死無走者でボーンが2番打者として再び打席に立った。第2打席以降、松井稼は1番打者に入った。 17日のレイズ-アスレチックス戦でも、打順表に三塁手を2人書き込むミスで、レイズが指名打者を使えなかったことがあったばかり。