ソフトバンクは25日、今季限りでオリックスの監督を退いた大石大二郎氏(51)がヘッドコーチに就任すると発表した。 チームはこの日午前中、森脇ヘッド兼内野守備走塁コーチ(49)の退団を発表。秋季キャンプ後にヘッド格のコーチが入れ替わるのは異例のことだが、角田球団代表は「監督経験者ということで秋山監督をサポートできる。組織の活性化ということ」と理由を説明した。 大石氏は今季、オリックス最下位の責任を取って解任されたものの、昨年はシーズン途中で解任されたコリンズ監督に代わって監督代行を務めてチームを2位へと導いている。ソフトバンクでは守備を中心とした指導力を高く評価。今季リーグワーストの79失策の守備陣立て直しへ、11月に入ってから水面下での交渉を続けてきた。大石氏は球団を通じて「外部から見ていても優勝を狙える、力のあるチームだと思っていた。秋山監督の下、一つの歯車としてチームが機能するよう