発足した警視庁野球部のユニホームには、アルファベットで「MPD」、漢字で「警視庁」、そして袖にはマスコットのピーポくん=14日、東京都東大和市桜が丘3丁目、関田航撮影 警視庁に16日、野球部が誕生した。甲子園経験者3人を含む選手18人と監督の計19人の布陣。来年秋にも日本野球連盟に警察として初めて加盟し、将来は都市対抗への出場を目指す。部は機動隊に置かれ、部員は特別扱いせず、本業と両立させる。少子化で警察官の人材確保が厳しくなる中、野球部活動を呼び水に、心身ともに鍛え抜かれた優秀な人材を集めたい、との狙いもある。 機動隊の出動服をイメージした濃紺地の胸に「警視庁」「MPD(メトロポリタン・ポリス・デパートメント)」、袖にマスコットのピーポくん――。19人は16日朝、東京・霞が関の警視庁本部で発足式に臨んだ。米村敏朗警視総監が「警視庁史に新たな一ページを刻むという誇りと自覚を持ち、フィー