当時の巨人戦は毎日テレビ中継されていたこともあり、覚えている方も多いのではないだろうか。 そんなスター選手ぞろいだった巨人軍の中、長きに渡って不動のトップバッターを務めてきた仁志敏久氏にお話を聞いてきた。 【3年連続で甲子園 仁志氏の高校時代】 1年夏での甲子園出場 まず、高校時代について。仁志氏は茨城の名門、常総学院に進学する。しかし、入学には「どうしても常総でプレーしたい!」というような思いはなく、たまたま中学時代に一緒にプレーしていた子の父親が常総の監督に紹介してくれたことがきっかけだそうだ。 そのような経緯で常総に入学した仁志氏は1年生ながらレギュラーを獲得し、1年生で迎えた1987年夏の甲子園にもスタメンで出場している。緊張はなかったのだろうか。 「緊張はほとんどなかったですね。自分は清宮くんとは違い、先輩についていくサブ的な立ち位置でしたから」 しかし、ご自身ではそう語るが、甲
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