サカイクでは、これまでサッカーにおける救急救命の重要性を何度もお伝えしています。子どもたちのスポーツの現場でも、心臓震盪(とう)などによる心停止が発生しており、“命の危険”はだれにとっても他人事ではありません。 今回は、心停止の際のAED(自動体外式除細動器)の使い方をご紹介します。AED自体は学校や体育施設にも多く設置されていて、近年よく目にするようになりました。でも正しい使い方を知っている人は少ないのではないしょうか。AEDは医療従事者以外でも救命を行うために開発され、日本でも普及が進んでいるツールです。特にスポーツの指導者やお子さんを持つ人は「通りがかりの誰か」や「有資格者」に頼ることなく、目の前で起きた緊急事態に自分で対処するための必須知識です。