タグ

ブックマーク / digi-log.blogspot.com (2)

  • 中国人の語る中華思想とは

    十代の最後の頃、中国人の集まりにやめとけばいいのにモンゴル人の友人を招いたことがある。モンゴルからの友人は当然のように中国は内モンゴルを「返還」すべきだと言う。一方の中国人は猛反対し激しい論戦になった。 大学生のときに住んでいた寮の半分くらいは中国人で、私はよく彼らと酒を飲んだ。彼らはすぐに日戦争責任を追求するし、東アジアにおける中国の覇権について話していた。彼らは結構普通に「日中国の一部です」と言っていた。私は、まあ幾分かは困りながらも、そういう話になると熱くなるタイプだったので日の正当性を訴えたり、逆に謝ったりしたものだった。 そもそも半分くらいの中国人は日語を話さなかったし、私も私で英語で上手く話せなかった。それに中国人の人名を中国語風の発音できないのだから、細かい話なんてできるわけがなかった。まあ、それでも異文化交流として楽しかった。 知性ある彼らが中国教育とメディア

    asage-ebi
    asage-ebi 2010/11/20
    この末恐ろしさって何かと思ったらあれだ。圧倒的な科学力をもつ宇宙人が「お前たちは未開の野蛮人だから我々に支配されるべきだ。抵抗こそが野蛮の証だ」って言ってるのと同じ理屈だ。本能的にゾクッとする
  • メキシコとドイツの友人の間で

    中国人の話を思い出したら、メキシコ出身の留学生と組んで、ドイツ出身の留学生と討論したことも書きたくなった。何の役に立つわけでもないけど、前回に続いて大学時代の回想。 ホセはメキシコからの留学生で社会学を専攻していた。彼はそれまでにも西洋によるラテンアメリカ文明の破壊を批判することが度々だったが、西洋人を前にして話すのを見るのはその時が初めてだった。 メキシコ人の認識として、独自に育まれ栄えていたラテン・アメリカの文明は西欧によって破壊され、長い植民地支配を通じて徹底的に搾取されたという思いが強い。その破壊の爪あとは深く現代に至っても十分に社会機能が回復したとは言い難く、それに加えて西欧の搾取的圧力は未だに続いていると捉えている。要求するところは西欧による社会破壊の補填ないしは回復の補助、そして、現行の搾取的圧力の停止、というところである。 何の切っ掛けだったかホセがカールに西欧批判を始めた

    asage-ebi
    asage-ebi 2010/11/20
    中南米における「西欧」というコンプレックス。どの国にも嫌われる相手が居て、嫌う相手がいるいい例。帝国主義は「侵略」であった以上、恩恵と犠牲の二律背反性を持ち、太平洋戦争と共通してる。
  • 1