面白そうな話題だったのだけど、解説の本村凌二さんの説明がうまくなくて聞いていられなかった。ダメな卒業論文や修士論文はこうあるべきという見本になっている。時間に余裕のある卒論生、修論生はこのエントリーの最後の情報提示の順序を気にしつつぜひ聞いてみてほしい。その結果感じるこの放送に対するフラストレーション(つっこみ)がそのまま、みなさんの論文や発表の改善に反映できる。 www.tbsradio.jp 私はどこを不満に感じていたのか。ざっくりいうと専門家の悪いコミュニケーションの典型例になっているということ。 リスナーが持っている知識を考慮して話していない。 自分が話したいことだけを話し、情報の取捨選択をしていない。 情報提示の際に時間的、空間的構成を配慮していない 放送では、司会の荻上チキさんは「リスナー目線で」ステップバイステップで情報提示してもらおうと問いかけている(たぶん、上記の専門家の