月一度、私はグローバル製薬企業の方々が主催する「読書会」に参加している。 メンバーは国籍も職業も多様だ。 外資系コンサルタント、web系スタートアップの人事、研修会社の経営者……、変わったところでは、コインランドリーを経営している方などもいる。 といっても、読書会自体は普通の内容で、その名前の通り、課題図書を読んで、それについてディスカッションするだけなので、特筆すべきことはない。 それよりもはるかに私にとって貴重な機会になっているのが、ディスカッションの前の「参加者の近況報告」だ。 課題図書のディスカッションの前に、おおむね1時間程度、参加者の方々の近況報告がセットされており、これが面白い。 各業界の最前線の話、メディアには出てこない生の声、各企業で働く人々の本音が聞けるので、私のような「記事を書く人間」にとっては、何よりもありがたい情報源となる。 対面営業の終焉と、営業マンの価値の暴落
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