日本植民地時代に独立運動家らを収監し、第二次大戦後は韓国政府が使った獄舎などを保存公開している「西大門(ソデムン)刑務所歴史館」。ソウル市中心部の北西に位置する「西大門独立公園」内にあり、植民地時代の監獄や死刑場、独立運動の取り調べの様子を史料や人形で再現しています。建物は、終戦までに2階建て煉瓦造りの獄舎など10数棟や死刑場、死刑囚の獄舎群が造られ、1987年まで刑務所として活用され、その後、刑務所は移転して、建物は歴史館として開館。2010年の改修後は凄惨な拷問描写は減らして、戦後の韓国の民主化運動の展示もあります。