東芝から“REGZAシリーズ”の春夏最新モデルが一挙に発表された。同社も北京五輪を前に、薄型テレビの需要が増すこの時期を商機と捉え、いままでのラインアップを一新してきた。 08年春夏モデルの特徴は、エントリーモデルの“CV500シリーズ”を除く、全てのシリーズで録画機能を備えている点だ。従来のハイエンドモデルであった“Zシリーズ”は、本体内にHDDを備えないので、単体では録画ができなかったが、外部にUSB HDDやLAN HDDを接続することで、あたかもHDD内蔵テレビのように番組の録画・再生が可能だった。東芝の調べによれば、“Z3500シリーズ”を購入したユーザーの9割以上が、HDDを接続して録画機能を利用しているという。 その結果を受けて、今回のラインアップでは、Zシリーズの上位モデルとして300GBのHDDを内蔵した“ZH500シリーズ”を用意。HDD内蔵テレビを旗艦とすることで“録