国会では、参議院で各党による代表質問が行われています。野党側は政府の新型コロナウイルス対策などについて追及しました。 野党側は新型コロナの新しい変異ウイルス「オミクロン株」に対する政府の水際対策などについて、岸田総理の認識をただしました。 立憲民主党 小西洋之参院議員 「政府は施設待機を入国地域に応じて3日から10日などに差を設け、しかも、あろうことか、施設不足を理由に一部を自宅待機に切り替えています。なぜ待機施設の増強、PCR検査の実施等の水際対策を、この(経済対策の)うちのほんのわずかの予算を使って実行できないのか」 岸田首相 「待機施設の確保については最大限努力をしており、引き続き待機者の増加に備え、地方自治体とも連携して、必要な待機施設の確保に取り組んでまいります」 岸田総理はこのように述べたうえで、検査体制については、迅速に結果が判明し、PCR検査と一致率が高い抗原定量検査が現時