ブックマーク / cruel.org (47)

  • ap bank の活動をちょっと見てみた。

    要約: 坂龍一やらミスチルやらの、エコロ金融 NPO である ap bank は、鳴かず飛ばずで地道にやってはいるようだが、融資傾向は明らかに堅実路線を狙って変化してきている。また資金を補うためにかなり儲かるコンサートをやっているけれど、そのお金がどう使われたかは、ap bank のディスクロージャーが悪くてまったく見えない。2007 年には儲かるはずだったコンサートが一部中止で、大赤字だが融資は結構大盤振る舞い。うーん、ここのお金の流れがあまりに見えない…… はじめに 昔、坂龍一とかミスチルとかのやってる、エコロ金融 NPO である ap bank について冷笑的なことを書いたので、その後どんな具合かなと思ってちょいと見てみましたよ。『サイゾー』のネタにでもしようかとも思ったが、そんなに変なところは見つからなかったので、ざっとした概観レポートくらいのもんだ。 早速の苦言として、ディス

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    asakura-t 2006/08/18
    CXのニュースJAPANでとりあげてるし。。。何か新ネタがあるのかな?
  • 事業収支の考え方:あるリゾートを例に

    要約: 事業収支は、まずビジネスモデルを見て、それからわかる範囲で数字をおさえ、その条件をいろいろ変えてみればいい。常識さえあれば高校生にもできる話だ。あるリゾートを例にそれをやってみよう。 注: 写真と文は関係ありません。 写真はフィジーのマナアイランドリゾート。 1. はじめに なんか例の ap bank に関する駄文を見た人が、融資先についてあそこで言ってる「もとがとれるかわからない」とかいうのは予断をもって見ているのではないかとかなんとか、事業の当の中身はわからない以上そういう決めつけはどうのこうの、そんな簡単に事業のよしあしがわかるものか云々というメールを送ってよこしてくれたことであるよ。まったく浜の真砂はなんとやらブツブツ…… おめえさんがた、むずかしく考えすぎ。もちろんそりゃあ、その事業の微に入り細をうがって知ってるわけじゃないよ。でもだいたいの見当はつくんだ。だって、そ

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    asakura-t 2006/06/27
    2002年に上司だった方々にぜひとも読んで欲しい(苦笑)
  • 本屋にいったら、なんとレヴィ=ストロース『神話論理 I』が出ちまっていた。 - Irresponsible Rumors

    最近の噂 風の噂ではございますが…… なお、リンクする場合には各コメントの日付のあとにある「id」をクリックすると、そのコメントのユニーク id が url 欄に表示されるぞ。 2012/05 しばらく前に、カルロス・フエンテス他界。しばらく前に、フエンテスの小説やノンフィクションをまとめて読んで、もうフエンテスは一通り見切ったと思っていたが、それでもかの大作「テラ・ノストラ」は未だに期待だし、その才能と知性は刮目すべきものがあり、また一部の文のかっこよさと洗練ぶりはずばぬけたものがあった。正直いって、その洗練ぶりがかれの目指すラテンアメリカ土着的な泥臭さと相容れない面はあって、それが彼の弱点でもあったんじゃないかとも思う。ガルシア=マルケスは、発端となったおばあちゃんの昔話的な語り口があり、バルガス=ジョサは何でも力でねじふせるような野蛮さがあるし、カルペンティエールもそこらへん洗練しす

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    asakura-t 2006/05/06
    山形さんの「かわいい」論、読みたいです。どこかで発表してくれないでしょうか。
  • Yamagata Dojo in CYZO 2004/07

    もういい加減旧聞すぎるけれど、まあ書いておこう。ぼくは二ヶ月ほどまえ、朝日新聞というメディアに、イラク人質事件に伴う自己責任論を批判する人々について疑問視する文を書いたのだった。この議論そのものについては、ここでは扱わない。ここで述べたいのは、そこで書いた国や政府のあり方の考え方についてだ。 ぼくの議論は、政府というのはコミュニティの延長にすぎない、というものだった。政府はコミュニティ財産の管理人でしかない。コミュニティには手持ち資源を出し合って、困っている人を相互に助け合う機能がある。でもそれは無限じゃないから、使うときには無駄遣いされないようなルールが必要だ、というのがぼくの主張だった。 これに対し多くの論者――たとえば誌先月号のM2対談の二人――は、このイラク人質事件の話をするときに必ずといっていいほどえらく抽象的な理念から入る。近代国家の基原則は云々、自国民保護の義務が云々。そ

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    asakura-t 2005/08/27
  • Yamagata Dojo in CYZO 2004/08|レッシグVSレヴィ=ストロース

    もう二〇年も前だったか、渋谷陽一のサウンドストリートで、中国奥地のパンクバンド、ドラゴンズの「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」を聴いたことがある。かれらは受信状態の悪い短波放送でセックス・ピストルズを聴き、「なんかとりあえずワーワー言えばいいらしい、これならおれたちにもできる」と言って、とりあえずワーワー言うだけのスゲー楽隊を作ってしまったのだった。 その後かれらがどうなったのか知らない。でももし当時かれらの手元にあるのが短波放送ではなく、ネット経由のファイル共有だったら。ノイズとフェージングまみれではなく、クリアな音でセックス・ピストルズを聴いていたら。そしたらどうだったろう。たぶん、かれらはわざわざ自分でドラゴンズを作らなかっただろう。そしてかれらのまわりの人も、できそこないのドラゴンズなんか聴くかわりに、元のセックス・ピストルズを聴いただろう。つまりかれらには創造するインセンティ

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    asakura-t 2005/08/27
    >>創造性というのは、概略が漠然と伝わる程度のコミュニケーション環境下で最も効率よく開花する。
  • 底なしのビールジョッキ ------世界の原油が枯渇しそうにない理由

    底なしのビールジョッキ ------世界の原油が枯渇しそうにない理由 (The Economist Vol 375, No. 8424 (2005/04/30), "A Survey for Oil" 所収の "The Bottomless Beermug," pp. 13-15) 「石油は人の心の中にあるのよ」というのは、アメリカの産油地帯でよく見かけるバンパーステッカーだ。これには一理ある。ダニエル・ヤーギンはピューリツァ賞受賞の石油史『石油の世紀』を書いたが、かれは石油の歴史が驚異的なイノベーションの連続だと論じている。1859年にはエドウィン・ドレイク大佐が、露天掘りではなく掘削によってペンシルバニアで石油を掘り当てた。これは古代中国の塩掘削の技法を応用したものだった。これが世界初の原油バブルを引き起こし、当然ながら原油が市場にあふれて価格が暴落してバブルは破裂した。 1901年に

    asakura-t
    asakura-t 2005/05/06
    昔どこかで似たような話を読んだ。山形さんのとこだと思ってたけど、これは最近アップされたやつだし。どこ
  • diatxt. 連載

     diatxt. 連載: アート・カウンターパンチ diatxt.ってのは、京都芸術センター(いまはじめてウェブページを見たが、おおお、かっこいいではないか! 最近の美術館とかの、バカの一つ覚えみたいなガラス張り建築でないだけでポイント高いね)が出してる季刊の芸術雑誌みたいなもので、8号まで出たところでなんかてこ入れをってことで紙面刷新して外に出して 2 年は好き放題やっていいという話になったんだって。それでぼくのところに連載しろという依頼がきた。なんか知り合いから話がまわってきたような記憶もあるけど、忘れた。 一応、芸術雑誌なんでアートとか芸術とかその手の話にからんだようなことであればなんでも書いていい、ということだったので引き受けた。マイナーな雑誌だから、だれの目にも入るまいっつーのもあってお気楽だったし。ちょうどいくつか、アートの役割とかいったことで考えてたこともあったし。1回40

    asakura-t
    asakura-t 2005/04/07