ブックマーク / univ-journal.jp (3)

  • ピロリ菌除菌後の正常に見える上皮細胞が癌由来であることを解明 広島大学

    胃癌の主な原因は、ヘリコバクターピロリ菌(Helicobacter pylori:Hp)の感染であることが知られている。このため、Hp除菌治療が広く行われるようになり、除菌後は確かに胃癌発生が減少する一方、除菌治療後に発見される胃癌が問題となっている。 このELAについて、癌の一部が変化したものか、それとも正常上皮が伸長したものか、これまで意見が分かれていた。しかし今回、ELAが癌由来の組織であることを、広島大学の研究チームが証明した。 研究チームは、Hp除菌後に発症した、ELAで覆われている早期胃癌10症例から、癌組織、正常粘膜、ELAをそれぞれ切り出し、DNAを抽出。これらのDNAについて、次世代シークエンサーを用いて癌遺伝子パネル検査を行ったところ、10症例中8症例で癌組織とELAに共通する変異が認められるなど、ELAが癌から発生した組織であることを示す結果が得られた。 この結果は、

    ピロリ菌除菌後の正常に見える上皮細胞が癌由来であることを解明 広島大学
    asakura-t
    asakura-t 2019/07/05
  • 「紙の電子ペーパー」大阪大学が開発に成功

    大阪大学産業科学研究所の古賀大尚特任助教、能木雅也教授らの研究グループは、紙を用いてフレキシブルな電子ペーパーを作製することに成功した。 そこで今回、同研究グループは、樹木セルロースナノファイバーからなる新しい「透明な紙」と、セルロースパルプ繊維からなる従来の「白い紙」を併用することで、電子ペーパーの一種であるエレクトロクロミック(EC)ディスプレイを開発した。従来の紙は絶縁性で透過性を持たないが、導電性高分子またはイオン液体を複合化することにより、透明性に優れた電極と視認性に優れた白い電解質を作製することに成功した。そして、それらを組み合わせてフレキシブルな“紙”の電子ペーパーを実現した。 この成果により、今後、紙に手書きや印刷だけでなく、電気で情報を表示することも可能になる。また、研究グループは、これまでに、紙ベースのメモリ、トランジスタ、アンテナ、スーパーキャパシタといった様々な電

    「紙の電子ペーパー」大阪大学が開発に成功
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    asakura-t 2018/04/27
  • 東京大学と東北大学が、ガラスと通常の固体の本質的な違いを発見

    東京大学の水野英如助教、池田昌司准教授、および東北大学の芝隼人特任助教は、ガラスと通常の固体では振動特性が質的に異なることを発見した。 今回の研究では、大規模なコンピュータシミュレーションを行い、ガラスに固有な振動パターンを解明することに成功した。具体的には、分子一つ一つを扱う分子シミュレーションを行うことにより、ガラス中での分子の振動パターンを詳細に調べた。 その結果、ガラスには音波に加えて、音波とは全く異なる、空間的に局在化した振動があることを発見した。その振動パターンは、空間的に局在化した振動、すなわち空間中のある一部の分子が大きく振動する一方で、他の分子はほとんど振動しない振動パターンであることが分かった。 さらに、この局在振動は、デバイ則とは異なる全く新しい法則に従うことが判明。すなわち、ガラスにはデバイ則に従う音波と、それとは別の法則に従う局在振動が混在していることが確立され

    東京大学と東北大学が、ガラスと通常の固体の本質的な違いを発見
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    asakura-t 2017/11/07
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