ブックマーク / www.mavo.co.jp (4)

  • 作家と編集の対立構図という一般的な誤解と、エージェントの役割について | 電脳マヴォ合同会社

    以下の投稿は、もとはマンガ編集者である荻野謙太郎氏のtogetterまとめを読み、私のツイッターに投稿した連続ツイートの転載である(一部修正している)。荻野氏のツイートは、ついに現場のマンガ編集者からもこういう認識が聞かれるようになったか、という感慨深いものだった。私は似た認識を、もう10年近く前から発言している。 「作家とマンガ誌の温度差がちょっとまずい域に来ている。マンガ編集が語る出版社のこれから」 https://togetter.com/li/1210081 荻野氏のまとめには、多数のコメントが寄せられていて、その中に「同人誌即売会やpixivのようなネット上の発表の場が整備されている現在、自作を発表・販売するうえで、もはや出版社や編集者の意味はない」というような意見が多く見られた。ここには「編集」という役割に対する広範に流布する誤解があると思ったので、以下の連続ツイートをした次第

    asakura-t
    asakura-t 2019/02/15
  • 漫画村がつぶれて男性読者が増えた? | 電脳マヴォ合同会社

    先日、あるマンガ配信会社(アプリとウェブ)のスタッフと話す機会があり、ちょっと興味深い話が聞けたのでメモしておきます。 4月上旬から漫画村ユーザが流入している 大半は男性 これによりサイトの男女比が大きく変化した(以前は女性が大半だった) 漫画村ユーザのくせに(?)課金はしてくれる なぜ漫画村ユーザと分かったかというと、「4月上旬」という漫画村がアクセスできなくなったタイミングもさることながら、決定的だったのは「マンガ、無料」などサーチキーワードとのこと(よく考えたら大まかな年齢も分かっているはずですが、残念ながら聞き漏らしました)。 このところ、小社では作家さんと信託契約を交わした上で描き下ろし作品を執筆してもらい、これをマンガ配信会社に委託する仕事をしています。おかげさまで、いくつかの会社から仕事をいただけるようになりましたが、一つ困った問題があります。 どこのマンガ配信会社からも女性

    asakura-t
    asakura-t 2018/05/17
    IT系というより、携帯コミックの時代から女性向けが強かったので、スマホ向けはその延長かと(それこそ少年・青年誌の延長以外は出版系でも女性向けが強かったりするし)
  • 著作権所有者を表示しない©について | 電脳マヴォ合同会社

    こんにちは、小形です。 小社では作家さんと信託契約をむすんだ上で、マンガ作品をアプリ会社さん等に配信しています。現代におけるマンガ市場のポイントは、ユーザへの販売機会をいかにマルチ化できるかです。そこでアプリ会社さんはまた別の会社に外販して、収益機会を広げたりするわけです。 その場合、外販先でキャンペーン用にバナーを作成したりすると、その確認は小社、あるいは小社が仲介する形でマンガ家さんにお願いすることになります。そうして確認を依頼されたバナーの一つに、以下のような©表示がありました。 ©A/B (Aには作家名が、Bにはアプリ名が入ります) 念のためご説明しますと、著作者人格権は作者が、財産権としての著作権は小社が保有しており、このアプリ会社さんには公衆送信による「2号出版権」だけを独占許諾しています。なので、おやと思って以下のような返事を書きました。 これはお願いですが、「©A/B」のう

    asakura-t
    asakura-t 2018/03/12
    いわゆる版権表記でよく使われるやつだな(アニメに限らず)。あれって©の後ろがイニシャルだったりするしね。
  • シンポジウム「マンガ批評/研究の転換期―1995年、『マンガの読み方』の成立過程とその時代」について | 電脳マヴォ合同会社

    先日、ブログでも紹介した「マンガ批評/研究の転換期―1995年、『マンガの読み方』の成立過程とその時代」に、竹熊とともに参加してきました。 私(小形)も竹熊も、この『マンガの読み方』(以下、書)を作った経験が、20年後の電脳マヴォ合同会社の創立につながっていることを考えると、こうしたシンポジウムが開催されることに多少の感慨を禁じ得ません。ここでは、当日の報告やその補足をしつつ、書について振り返ってみたいと思います。 『マンガの読み方』制作の構図 当日は、まず野田謙介さんと三輪健太朗さんから、「マンガの読み方と「マンガ表現論」の成立過程」と題する報告がありました。これは現役のマンガ表現論の研究者であるお二人が夏目房之介さんが保存していた資料に依拠しつつ、書がどのように成立していったのかを解析したものです。 これに続き「『マンガの読み方』の舞台裏」と題して、私と竹熊に加え、当時宝島社の

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    asakura-t 2017/11/30
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