以下の投稿は、もとはマンガ編集者である荻野謙太郎氏のtogetterまとめを読み、私のツイッターに投稿した連続ツイートの転載である(一部修正している)。荻野氏のツイートは、ついに現場のマンガ編集者からもこういう認識が聞かれるようになったか、という感慨深いものだった。私は似た認識を、もう10年近く前から発言している。 「作家とマンガ誌の温度差がちょっとまずい域に来ている。マンガ編集が語る出版社のこれから」 https://togetter.com/li/1210081 荻野氏のまとめには、多数のコメントが寄せられていて、その中に「同人誌即売会やpixivのようなネット上の発表の場が整備されている現在、自作を発表・販売するうえで、もはや出版社や編集者の意味はない」というような意見が多く見られた。ここには「編集」という役割に対する広範に流布する誤解があると思ったので、以下の連続ツイートをした次第