ブックマーク / www.riken.jp (3)

  • 蒸発するブラックホールの内部を理論的に記述

    理化学研究所(理研)数理創造プログラムの横倉祐貴上級研究員らの共同研究チームは、量子力学[1]と一般相対性理論[2]を用いて、蒸発するブラックホールの内部を理論的に記述しました。 研究成果は、ブラックホールの正体に迫るものであり、遠い未来、情報[1]を蓄えるデバイスとしてブラックホールを活用する「ブラックホール工学」の基礎理論になると期待できます。 近年の観測により、ブラックホールの周辺のことについては徐々に分かってきましたが、その内部については、極めて強い重力によって信号が外にほとんど出てこられないため、何も分かっていません。また、ブラックホールは「ホーキング輻射[3]」によって蒸発することが理論的に示されており、内部にあった物質の持つ情報が蒸発後にどうなってしまうのかは、現代物理学における大きな未解決問題の一つです。 今回、共同研究チームは、ブラックホールの形成段階から蒸発の効果を直

    蒸発するブラックホールの内部を理論的に記述
    asakura-t
    asakura-t 2020/07/15
    ↓ブラックホールが2種類あるのではなく、従来理論のブラックホールと今回の理論のどちらが正しいか観測すれば分かるはず、という話では?
  • 重いカルシウムで新しい「魔法数」34を発見 | 理化学研究所

    ポイント カルシウム‐54は魔法数を2つ持ち原子核で特別な性質があると期待 RIビームファクトリーを使い、わずか10時間でカルシウムの同位体の性質を測定 魔法数が現れる新しい法則や未知の領域での魔法数の探索へ 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と東京大学(濱田純一総長)は、重いカルシウム同位体の研究から、新しい魔法数34を発見しました。これは、理研仁科加速器研究センター(延與秀人センター長)櫻井RI物理研究室のデービッド ステッペンベック 元国際特別研究員(現 東京大学 特任研究員)、武内聡協力研究員らを中心とする国際共同研究グループ[1]の成果です。 原子核がとくに安定になる陽子または中性子の数は「魔法数」と呼ばれ、これまでに2、8、20、28、50、82、126が知られています。魔法数は、1949年に提案され、多くの実験データの説明に成功した後、不変のものと考えられ、1963年

    asakura-t
    asakura-t 2013/10/10
  • 重いカルシウムで新しい「魔法数」34を発見 | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所

    電子とともに原子を構成しているのが原子核です。原子核は陽子と中性子からなる「核子」という微粒子のかたまりですが、核子の数によって原子核の性質が変化します。原子核がとくに安定となる核子の数のことを「魔法数」と呼び、これまでに2、8、20、28、50、82、126が知られています。1949年に米・独の物理学者が魔法数を提起し、この成果で1963年にノーベル賞を受賞しました。以来、魔法数は全ての原子核で不変のものとされてきました。 ところが、2000年に理研の研究グループが、陽子に比べ中性子の数が多い「不安定原子核」の領域では、8、20、28の魔法数が消え、新たな魔法数6、16が出現することを発見し、これまでの“常識”を覆しました。また、2001年には、東京大学の研究グループが、陽子数が魔法数20のカルシウム同位体で中性子数34が魔法数になる、という理論的な予言をしています。ただ、実験的な検証が

    asakura-t
    asakura-t 2013/10/10
    60秒というけど長いなぁ思ったら、ちゃんとしたほうはさらに長かった>http://www.riken.jp/pr/press/2013/20131010_1/
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