大阪府は13日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、20日まで中止か延期としている府主催のイベントや休館中の府の屋内施設に関し、換気の実施など集団感染を防ぐための3条件をクリアすれば21日以降、順次再開する方針を決めた。府立学校は春休み中、3条件に留意した上で部活動などを再開する。 3条件は集団感染のリスクが高まる要因を踏まえ、(1)定期的な換気(2)来場者が1~2メートル程度の距離を取れる会場の広さ(3)近距離での会話や発声を避けること-とした。府内の市町村にも伝え、再開を促す。民間への要請は、19日をめどに示される国の専門家会議の見解を踏まえ、改めて判断する。 休館に伴いキャンセルとなった施設の利用料などは府が負担。徴収済みの料金は利用者に還付する。春休みまで休校している府立中高校や特別支援学校計182校は23日以降、3条件に留意しながら部活動や新年度に向けた行事を実施。新年度は通常