1.はじめに プログラミング言語とはシステム化する対象物を抽象化し、コンピュータで処理可能なコードを記述するために用いる人工言語である。プログラミング言語はコンピュータの機械語と一対一の対応をもったアセンブラから始まり、コンパイラを用いて機械語に翻訳することを前提としたコンパイラ言語、インタプリタと呼ばれるプログラムがソースコードを解釈し実行するスクリプト言語と、記述できる抽象度を高める方向へと進化してきた。 プログラミング言語はその存在理由から、より抽象度の高い記述が行えること、すばやい開発を行える事が求められる。抽象度の高い記述とは、プログラムがどういう処理を行うか(HOW)ではなく何の処理を行うか(WHAT)を記述しやすい構文、機能を持っていることを、すばやい開発とは記述性の高さ、コードの密度の高さ、バグの発生しにくい構文、機能を持っていることをさす。 この抽象度の高い記述、すばやい
Emacsをまだインストールしていない人は、インストールしてから、この先を読んでください。 可能な限り、Javaとの対比をしながら説明します。 目次 Emacs Lispとは 開発環境 Emacs Lispの雰囲気(Javaとの比較) 関数型言語 Emacs Lisp;言語の基礎 なんでもオブジェクト シンボル コンスセル(リスト) 関数 その他(連想リスト、ベクタ、ハッシュテーブル) Emacs特有の型(バッファ、マーカ、etc.) 実践 ループ使ったら負け? 変数に代入したら負け? Emacs Lispとは マーケティング要素無しの、「write once, run anywhere」な言語です。 Javaの場合、次の欠点があります。 マシンにインストールされている保証が無い 他人のマシンに勝手にインストールするのは迷惑 Emacs Lispの場合、上の問題がありません。
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