破竹の勢いで3階級制覇を果たした井岡一翔(かずと)(27)が、いま、リングの外で窮地に立たされている。金箔御殿を新築し、婚約を発表したばかりのチャンピオンを悩ますのは、マルサという名のハードパンチャー。二人三脚で世界に挑んだ父親はすでにKO寸前で――。 *** 井岡一翔 公式サイトより 猛烈なラッシュで挑戦者をリングに沈めると、チャンピオンはセコンドを務めた“父親”に肩車され、高々と拳を振り上げた。 7月20日、井岡一翔は、3階級目の王座で3度目の防衛を果たした。この時、歓喜に沸く父子は、自分たちに注がれる鋭利な視線に気付いていただろうか。 視線の主は大阪国税局査察部、通称「マルサ」である――。 現在、ボクシングの世界王者のうち、日本人は7人を数える。なかでも、井岡一翔は人気・実力ともに抜きん出た存在だ。 「井上尚弥と並んで日本ボクシング界を代表する選手のひとり。抜群のディフェンス技術に裏
国内最速記録7戦目で世界奪取したWBC世界ミニマム級新王者の井岡一翔(21=井岡)に、ビッグなごほうびが用意される。鮮烈な5回TKO勝利での戴冠から一夜明けた12日、大阪市内の所属ジムで会見。有力後援者から高級車ポルシェがプレゼントされることを明かした。6月予定の初防衛戦に向けたモチベーションも高まりそうだ。 歴史的勝利のごほうびは高級乗用車だった。叔父の井岡弘樹会長(42)が、思い出したように興奮した。「そう、ポルシェですよ、ポルシェ! ウソちゃいまっせ」。井岡も続いた。「本当に買ってもらえると思います」。有力後援者とプロデビュー前に約束していた。「世界を取ったら、その人が持ってるポルシェを僕にくれると言ってくれた。でも知り合いに譲ったらしいので、新車を買ってもらえるみたい。うれしいですね」と明かした。 車好きで、自宅からジムまでマイカー通勤。現在の愛車はホンダ「フィット」。プロデビュー
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