ドラマ「青春とはなんだ」や「Gメン’75」で知られる二枚目俳優、夏木陽介(なつき・ようすけ、本名・阿久沢有=あくさわ・たもつ)さんが今月14日に腎細胞がんのため、東京都内の病院で死去していたことが19日分かった。81歳。同日、公式ブログで発表された。ラリードライバーとしても活躍したが、晩年は脳までがんが転移するという壮絶な闘病の末、旅立った。 19日未明、夏木さんの公式ブログで、作家の山川健一さんが友人代表として追悼文を掲載する形で、発表された。 2009年に軽い脳梗塞を起こし、翌10年には左腎臓にステージIIIのがんが見つかって摘出するなど、この10年は闘病を続けてきた夏木さん。昨年8月9日までブログで近況を伝えていたが、更新が途絶えていたため、容体が心配されていた。 公式ブログによると、同年10月2日、肺炎のために入院。約2週間後に退院するも、11月25日にリハビリ中に倒れ、翌日に再入