ついこの前の話だが、大学教授であり評論家でもある社会学者の宮台真司のクルマが居眠り運転のクルマにオカマを掘られ全損した。幸い怪我人は出なかったようだが、彼がどういうクルマに乗っていたのか興味があり調べてみたら、BMW330Ciカブリオレのようだ。しかもテレビとDVDのモニターを前席と後部座席用に3台装着し、オーディオもいいのをつけていたという。 「おぎやはぎの愛車遍歴」を観ていてもそうだが、乗っているクルマと本人のキャラクターが非常によく相関することが多い。宮台真司とこのBMWも納得させられる。知的で、ちょっとエロティックで、でもポルシェやフェラーリほど逸脱していない、あくまで常識の範囲に留まる。 宮台真司というのは最強の論客だ。まずディベートして人に負けることがない。大分前のTV番組で西部邁が怒って収録中席を立って帰ってしまったことがあった。そういう意味ではあの橋下徹に似ている。顔も大人