5月初旬。 友達と久しぶりのゴルフに興じた帰り道、 茨城県の某所を車で走っていると、 薮から何やら白い動物が車の前に飛び出してきました。 最初は猫が横切ったのかと思い、車を止めると、 そこには泥にまみれ、首輪のついていない子犬が ちょこん、と座っていました。 呼んでも警戒して近づいてこない。 しばらく「おいで!」と呼び続けていると、 尻尾を一生懸命振りながら少しずつ近寄ってきました。 遂には身体を委ねてくれました。 周りを見渡せど、民家ひとつない山道。 きっと捨てられてしまったんだな、と瞬時に状況を察知しました。 その日は特に暑かったこともあり、 熱射病や脱水症状に陥ってしまうのが心配でした。 考える間もなく抱き上げ、車の後部座席に乗せ、 一旦自宅まで連れて行くことに。 もしかしたら迷い犬かもしれない。 探している人がいるかもしれない。 そう思い、この子を拾った場所の役所、 動物愛護センタ