海外での著作権侵害への対策、防止を推進する民間団体、コンテンツ海外流通促進機構(CODA:Content Overseas Distribution Association)によれば、今年1-4月に、香港税関、中国、台湾の執行機関が、著作権法違反など計107件を摘発、日本製の映画、アニメ、テレビドラマ、ゲームソフト、音楽CDなど、あわせて70万7,709枚の海賊版を押収、59人を逮捕した。1枚当たりの市場価格を1,500円程度として計算すると、被害総額はおよそ10億6,000万円にも上るという。 CODAの角川歴彦代表 ガメラ、キロロ軍曹も海賊版一掃に一役 CODAでは、海賊版排除の一環として、日本のコンテンツ正規品につける「CJマーク(コンテンツ海外流通マーク)」を2004年に制定している。正規品が海外で違法に複製されると、CJマークもそのままコピーされると想定、こうした偽物が流通され