「サリルチン」は、ユズ、カボスといった香酸柑橘類だけでなく、グレープフルーツやみかんなど柑橘類全般に含まれていますが、とりわけジャバラに多く含まれています。 サリルチンに期待される効用 サリルチンには、花粉症やアレルギー性気管支喘息、アトピー性皮膚炎といった「I型アレルギー」に対する有効性が認められています。 「I型アレルギー」の仕組みは以下のとおりです I型アレルギーは、花粉などのアレルゲン(抗原)が体内に入った際にIgEというタイプの免疫グロブリン(抗体)を作ります。 すると、以後「抗原」に曝されると「抗体」が作られるようになります。 抗体は肥満細胞(マスト細胞)や好塩基球という白血球に結合し、そこに抗原が結合すると、これらの細胞がヒスタミン、セロトニンなどの生理活性物質を放出します。 これらの生理活性物質の作用によって、血管拡張や血管透過性亢進などが起こり、鼻水、くしゃみ、目や肌の痒
![「じゃばら果皮」には「果汁」の13倍のナリルチンが含まれています - 花粉症などのアレルギーで悩む方に朗報です](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d1ffa4f68444147cd95f3989fcaed97451dfea8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fh%2Fhiroshi999999999%2F20170811%2F20170811125830.png)