小学生に教えるために編集者歴17年の父親が本気で考えた…「きちんと伝わる文章」を書く10のコツ 「説明ができる」とは「生きる力がある」ということ 試験の3カ月前にわかった「惨憺たる文章力」 リビングの机で大きな問題集を広げ、まいにち練習問題を解いていた息子。私は解いた問題の採点をして、間違ったところの解説をする役目だ。しかし小学生向けの試験とはいえどその内容は高度化しており、受験も教育も専門家ではない父としては、わかるところはわかるしわからんところはわからん、といった門外漢の立場だった。 ところが試験も迫る11月、受験勉強が突然、私の専門性に乗り込んできたのである。 子供の第一志望は都立の中高一貫校だった。これらの学校は少し試験が特殊だ。入学試験ではなく適性検査と呼ばれ、国語のみならず理科社会算数まで、すべて記述式で説明するような問題が出る。 通っていた塾の方針もあって直前まで特別な記述問
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