2007年3月9日のブックマーク (3件)

  • asahi.com:森茉莉『贅沢貧乏』 笙野頼子(下) - たいせつな本 - BOOK

    森茉莉『贅沢貧乏』 笙野頼子(下) [掲載]2007年03月04日 ■冥府への通路近くで繰り返しお喋り聞く 二十代初め、大学まで徒歩数キロ。小野篁(おののたかむら)が冥府への通い路にした六道珍皇寺の側(そば)に下宿し、休日は通学路と反対側の、鳥辺野に歩いた。市電道の書店の文庫の棚、私はある日彼女に出会った。親はマンションにしろと言ってくれたのに、望んで住んだ古屋、イタチが遊ぶ庭付きの六畳で彼女のお喋(しゃべ)りを、繰り返し聞いた。ある日は彼女の文章(しぐさ)をまねしてみた。でも、無理だった。やがて長く付き合うようになった彼女をモデルに、私は評伝まがいのフィクションまで書いた。自分の人生と彼女の人生を勝手にクロスさせて。 書きはじめ上京した時、彼女はまだ生きていた。でも現実の私は結局、彼女に一度も会うことができなかった。 「夢こそこの世の真正の現実。そうして宝石」……森鴎外の長女、明治の令嬢

    asha
    asha 2007/03/09
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    asha
    asha 2007/03/09
  • 活字中毒R。

    「週刊SPA!2007.2/6号」(扶桑社)の「文壇アウトローズの世相放談・坪内祐三&福田和也『これでいいのだ!』」第226回より。 【坪内祐三:著作権ってさ、文芸・音楽・美術は作者が死んだあと50年間有効でしょ。それを今、日文芸家協会が、三田誠広('77年に芥川賞を受賞した小説家)を中心に70年間に延長しようと運動してて、反対派とモメたりしてるんだよ。 福田和也:勇気あるよね〜。自分の作品が死後に残ると思ってるんだね。 坪内:思ってるんだね。 福田:三田さん、今、著作権を放棄してもなんの実害もないでしょ。 坪内:それがさ、著作権の保護期間を70年間に延ばすべきだって人たちの主張が、スゴイ奇妙な論理なんだよ。それこそ、金井恵美子も『一冊の』で批判してたけど。なんかさ、「若くして著者が死んだときに、残された子の生活が……」って言うわけ。だけど、親が死んだときに子供が0歳だったとしても、