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  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕カスガ先生の答えのない悩み相談室(9)(春日武彦)】 ( 第2671号 2006年2月20日)

    (前回2666号) Q 癌などの告知について意見を伺いたいと思います。昨今では,きちんと告知をしないと訴えられたりすることがあるようですが,精神的なショックを考えると,予後のよくないケースにも容赦なく告知をすることに私は疑問があります。先生は,告知によって衝撃を受けた患者さんのフォローなどしたことがおありでしょうか。そうした経験を含めて,告知に対する先生の考えを教えてください。(研修医・♂・28歳・内科) 恐いことは告げないでほしい A 作家の吉行淳之介は,肝癌の告知を受けた時に,一瞬の間を置いてからドクターへ向かって「シビアなことをおっしゃいますなあ」と静かに言ったそうです。作家の狼狽や必死の自制心,運命に対する複雑な感情や医師への気持ち等を含めて,この台詞はなかなか奥が深い気がします。おそらく私だったら,「え?」と問い返したまま固まってしまいそうです。いや,そもそも告知なんか受けたくな

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕カスガ先生の答えのない悩み相談室(9)(春日武彦)】 ( 第2671号 2006年2月20日)
    asha
    asha 2006/08/20
    告知について
  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔新連載〕カスガ先生の答えのない悩み相談室(1)(春日武彦)】 ( 第2630号 2005年4月18日)

    Q 亡くなる患者さんは何をやっても亡くなるし,助かる人は助かります。よかれと思ってやった処置が裏目に出たりすることを考えると,最近ぼくは医者をやっていく意味を見失ってしまいました。自分もいつかはこうやって死ぬんだと思うと,生きる意味もよくわからなくなってきました。 (研修医・♂・27歳/救急勤務) -せめてロシアンルーレットにしておけ A おっしゃる通り,亡くなる患者さんは何をやっても亡くなりますし,助かる人は助かります。いったい自分がどれほど相手に手を差し伸べられたのか,自分でも心もとなく感じることがあるのは当然でしょう。感じない医者は,よほど鈍感か自己愛のカタマリか,そのいずれかです。 医師に必要なものとして,誠実さとか優しさとか,人間愛とか自己犠牲だとか,的確な判断力だとか冷徹な技術だとか,鬼手仏心だとかいろいろなことが言われます。しかし私が思いますに,医師として何よりも大事なのは運

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔新連載〕カスガ先生の答えのない悩み相談室(1)(春日武彦)】 ( 第2630号 2005年4月18日)
    asha
    asha 2005/11/11
    春日武彦の悩み相談
  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔対談〕中腰で待つ援助論(内田樹,春日武彦)】 ( 第2613号 2004年12月13日)

    年9月,弊社より刊行された『死と身体』が,bk1,amazon.comなどのインターネット書店で売り上げトップ10にランクインするなど,大きな反響を呼んでいる。著者の内田樹(うちだ・たつる)氏はフランスの哲学者・レヴィナスの研究者。数年前に『ためらいの倫理学』(冬弓舎)を刊行して以来,映画論,フェミニズム,身体論などジャンルを越えた執筆活動を展開している。医療・看護界では弊社刊『看護学雑誌』2003年1月号のインタビュー「インフォームド・コンセントと医療の呪術性」に登場し,臨床看護師を中心に話題となった。 医療・看護界では異色の存在といえる内田氏の著作の何が,医療職の関心を呼んでいるのか。紙では,内田氏の論に深い共感を覚えているという精神科医・春日武彦氏との対談を企画。その「謎」を追った。 ■「中途半端さ」に耐える能力 「時間」が問題を解決する ――内田先生の『死と身体』,春日先生の『

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔対談〕中腰で待つ援助論(内田樹,春日武彦)】 ( 第2613号 2004年12月13日)
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