Windows 7の一般販売が始まり、すべてのユーザーがWindows 7に接することができるようになった。Windows XPからの乗り換え先として、本格的な評価を始めた企業も多いのではないだろうか。 このWindows 7の登場で関心を集めているのが、デスクトップ仮想化だ。 今回から3回にわたって、Windows Server 2008 R2とWindows 7 Enterpriseを組み合わせたデスクトップ仮想化環境を紹介する。どちらのOSも評価版が公開されているので、ハードウェアさえあれば、個人でも確認できるので、ぜひ試してみてほしい。 ■デスクトップ仮想化とは? デスクトップ仮想化は、クライアントPCそのものを仮想環境で動作させることで、管理者には一元化された管理環境を、ユーザーには柔軟なアクセス環境を提供できるようにするものだ。 基本的にはリモートデスクトップと同じような仕組み