最近のはてなを見ると、はてなダイアリーやはてなハイクを止めたりはてなキーワードの編集を一時的に止めたりと、守勢に入っているようだ。はてなサービスの利用者は増加しているが、経営陣が技術的負債をなくすことができなくなっていることで、はてなの衰退を感じざるを得ない。 はてなには二つの文化が存在する。一つは、はてなダイアリーを原点としたはてな村、もう一つは2013年以降に出来たはてなニュータウンという。はてなダイアリーと増田が前者、はてなブログとはてなハイクが後者に当てはまる。そこで、それらの文化がどんなものか再確認しておきたい。 はてな村とは正にネット論壇の代名詞であった。お互いが場の「空気」に囚われることなく堂々と意見が交わされることで常に議論が活発に行われた。2ちゃんねらー等の他のネット民がゴシップや下らないネタに明け暮れている時にはてな民は着々と考える力を身につけていったのだ。はてなダイア