2019年1月、東京都港区の東京臨海新交通臨海線(通称、ゆりかもめ)の日の出駅近くの防潮扉で1匹のネズミの絵が見つかりました。トランクケースを持ったネズミが傘を差してどこか旅行にでもでかけようとする姿を描いた小さな絵が、その後大騒動をもたらします。 そのきっかけは、1月17日の小池百合子東京都知事の写真入りのツイッターの投稿でした。 【関連記事:かつみ・さゆり借金は最高2億5000万円、希望は「バンクシー」】 《あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです。》(小池百合子@ecoyuri) 大騒動になったのは、これが単なるネズミの落書きではなく、世界的に有名なストリート・アーティスト、バンクシーの作品かもしれないとされたからです。 「えっ! あのバンクシーが日本に来ていたのか?」 「これは本物なのか?」 「もし本物