【トップニュース】 ■漫棚通信ブログ版: 手塚先生吼える こちらを読む限り、手塚先生は相当に峻烈な性格も持っていたようです。 そんな手塚先生の激しい部分が顕れている作品の一つが「MW」ではないかと思うのです。 「巨匠」「神」とまで呼ばれる傑物になるにはそんじょそこらの「人格者」では役者不足なのかもしれません。 主人公、結城美知夫は表向きは優秀な銀行員だが、実は狡猾かつ残忍極まる殺人鬼。その上あらゆる女性を虜にする端正な容姿を持ち併せる。 結城の上司の娘、美保との情事の際に致死量の薬物を注射。そして、「その薬物を使って性交すると膣が締まって最高に気持ちが良い」と人間味のかけらも無い言葉を美保に言い放つ。その後すぐに激しい痙攣と断末魔を遺して美保は死亡。 その後も悪逆の限りを尽くす結城には、さらに恐ろしい究極の目標があった・・・・・・ しかし、そんな結城が唯一情を見せる相手が賀来神父。原因は賀