シマハイイロギツネは米カリフォルニア州の8つの島からなるチャネル諸島のうち6島にしか生息していない、体長約50cm、体重2kgほどの小さなキツネである。 灰色と赤褐色の鮮やかな毛色で、短い鼻とぱっちりとした黒い虹彩が特徴。一時期絶滅の危機に瀕していたが、国家主導の保護活動によりピンチを切り抜け、徐々にその個体数を増やしていっているという。 警戒心がなく人懐っこいシマハイイロギツネ 警戒心がなく、人なつっこい島灰色ギツネのかわいい姿は多く撮られているようで、Facebookには専用のファンページ「FB Fox」が設けられている。 Facebookで開く 絶滅の危機に瀕したものの、保護活動で徐々に復活 シマハイイロギツネが絶滅の危機に瀕した理由は、人為的に持ち込まれたイヌワシが原因だと言う。元々チャネル諸島に生息していなかったイヌワシが繁殖を始めた為、捕食されることでその数を減らしていったのだ