BEGIN文はトランザクションを開始します。明示的にトランザクションを開始しなかった場合、逐次トランザクションがコミットされる「オートコミット」で処理が実行されます。つまり、データの追加および変更時は1件ごとにコミットされ、パフォーマンスの低下の原因になります。したがって、大量のデータを扱う場合はBEGIN文で明示的にトランザクションを宣言した方が良いでしょう。トランザクションの種類には「DEFERRED」、「IMMEDIATE」、「EXCLUSIVE」があります。バージョン2.8以前では常に「EXCLUSIVE」、バージョン3.0.0から3.0.7は「IMMEDIATE」です。バージョン3.0.8からは、「BEGIN」に続けて「DEFERRED(既定)」または「IMMEDIATE」、「EXCLUSIVE」を指定可能です。「BEGIN DEFERRED」で開始されたトランザクションは、デー