タモリの「根暗発言」も影響⁉ なぜ日本の部活動で卓球部の地位は低いのか? 五輪効果で人気急上昇も…現役卓球部員たちの苦悩と見えてきた明るい希望 東京五輪に続き、パリ五輪でも卓球女子団体の銀メダルなど、4大会連続でメダル獲得と日本代表の躍進は止まらなかった。そんな卓球が、かつて日本の部活動においては「根暗」と言われた時代があったことをご存知だろうか。しかし、華々しく活躍する男女選手たちのおかげで、これまで悲しい思いや経験をしてきた全国の卓球部員たちにも変化の兆しが訪れているようだ。
「いつも空いてる」「ガラガラ」といわれていた志摩スペイン村に異変が……!?テーマパーク「パルケエスパーニャ」を中心に、ホテル、天然温泉をあわせもつ複合リゾート施設「志摩スペイン村」。1994年の開園以来、入園者数は減少傾向にあり、近畿圏に住むファンが「潰れないか心配」と口にすることもあったそう。 だが、今年のゴールデンウィークには一部のアトラクションがなんと100分待ちになっているとXで投稿され、タイムラインは驚きの声で溢れていた。 2019年には公式サイトで、「混雑していないからこそ他施設より2000%遊びたい放題」「待ち時間ほぼゼロ!」「空いているから映え放題」と、自虐のようなキャンペーンを展開していたことで、Xなどではむしろ「潔い!」との声が寄せられていた志摩スペイン村。 そんな地方のテーマパークでいきなり100分待ち発生とは……いったいなにが起こっていたのか。 「今年もたくさんのお
アトラクションに早く乗るだけで追加料金1万円!?騒動の発端となったのは、小さな子どもが新エリアに入れず、茫然と立ちつくしているテレビのニュース映像のワンシーンを切り取ったキャプチャ画面。これがSNS上で拡散されると、意見は真っ二つに割れた。 シンプルに「子どもがかわいそう」という意見と、「しっかりと下調べしてこない親が悪い」という意見だ。新エリアに入るには朝から行列に並んだりすることが必要不可欠で、それを怠った大人を責める声が、ディズニー“ガチ勢”から相次いでいるのだ。 そしてそうした声が増えるのに比例して、ガチ勢しか楽しむことができなくなっている今の東京ディズニーリゾートはどうなのかと批判する声も増え、もはや収拾がつかなくなっている。どうやら、ディズニーリゾートにしばらく行っていない人にはわからないが、今のディズニーリゾートは昔のように、家族連れでふらっと訪れて楽しむことができる場所では
フランスのカルト規制法「反セクト法」とは何か?すべての創唱宗教はカルトとしてはじまる。そのように考えていいのではないだろうか。だからこそ、宗教とカルトを区別することが難しいのだ。カルトについての基準が、創唱宗教にすべてあてはまるのもそのためなのである。 しかし、フランスではカルト規制法が成立し、カルトと目される団体が指定されたではないかと言われるかもしれない。 その点について議論する必要があるが、そもそも、ここまでカルト規制法ということばを使ってきたものの、その正式な名称にはカルトは登場しない。それは、「人権および基本的自由を侵害するセクト的運動団体の予防および抑制を強化する法律」というものであった。そこには「セクト的」という言い方はあるものの、カルトということばは登場しない。 「反セクト法」という略称が用いられることもあるが、それも正確ではない。問題とされているのは、セクトそのものではな
「日本一高いレンタル彼女」が遭遇した“あてがい飲み” 「女衒」「あてがい」誰が2024年、最初の流行語がこんな言葉になると予想しただろうか。世も末だ、と思うと同時にこうした問題が表面化してよかったなとも思う。 今回問題になっているのは、昨年12月に「週刊文春」が報じた、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志氏による都内高級ホテルでの性加害疑惑だ。そのなかで印象に残るフレーズとして、「女衒」「あてがい」が挙げられている。 しかしこういった飲み会は、なにも芸能界だけの話ではない。一般人の中でも似たようなものは割とよくあるように思える。 「先輩と飲んでるんだけど来てくれない?」 「上司と飲むんだけど来れたりしない?」 こんな誘いを受けたことのある女性は結構いるのではないだろうか。別にホテルに誘われて性行為を強要されるまではないにしても、当然のように「はい、じゃあ、そこ座って!」と、先輩や上司の横に
2020年に青年漫画誌「週刊ヤングジャンプ」にて赤坂アカと横槍メンゴの共同名義で連載スタートした『【推しの子】』。伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とサスペンス要素、そしていままさに世間を騒がせ続けている“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む斬新なストーリーで、幅広い世代から爆発的な人気を博している。 2024年1月現在、原作コミックは累計1,500万部を売り上げ、2023年に放送されたアニメも原作に極めて忠実なストーリーと繊細で美しい作画が評価され、さらに作品の人気を高めた。 また、主題歌の「アイドル」は米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得するなど、作品を知らずともYOASOBIのこの楽曲は知っている人も多いのではないでろうか。 快進撃を続ける『【推しの子】』の実写版は、なんとAmazon Primeと東映が初めて手を組み、
「界隈」で話題になっていたエロイベントだったが2022年6月12日、静岡県警は浜名湖湖畔の貸別荘で120人規模の大乱倫パーティーを主催した自称・自衛官と自称・看護師の50代カップルが、公然わいせつほう助容疑で現行犯逮捕(後に不起訴処分)されたのも記憶に新しい。 昨今、こういった大規模な破廉恥イベントは開催しづらくなっているなかで、今年7月22日、千葉県木更津市にある1万3000㎡もの広大な敷地を持つ大型スタジオで、とある大人向けの“泡パーティ”が開催された。 泡パーティとは、地中海に浮かぶ楽園・イビサ島の名物で、“泡マシン”から放出される泡にまみれて音楽とダンスを楽しむ“パリピ”向けのイベントのこと。これにアダルト要素を融合させるという新たな発想が一部の好事家たちの間で話題になっていたのだ。 アダルト系イベントに詳しいライターの吉良直樹氏は言う。
#1 #3 #4 幸福度が高い人と低い人の違いは何か 幸福度が高い人間と低い人間との差は、幻想にとらわれているかどうかで違ってくる。つまり欠乏の心理に支配されて「足るを知る」を忘れてしまうのだ。 「結婚したら幸せになれる」のではなく、「幸福な人が結婚している」のだ。「結婚したら幸せになれる」などという幻想にとらわれているうちは、結婚もできないし、万が一結婚できてもしあわせにはなれない。そして、自分が不幸なのは結婚できないからだ、自分を選ぶ相手がいないからだ、自分が選ばれるように差配しない仲人が悪いからだ、社会が悪い、政治が悪い......と誰かを責め続けることで欠乏の心理を埋めようとしている。 本人は「誰かのせいにする」という行動をしているつもりかもしれないが、客観的には文句をいっているだけにすぎない。そんな面倒くさい人間を誰が結婚相手に選ぶというのか。「足りない」なら「何を足せばいいのか
「生理が理由の体調不良は先生には言いにくい」という悩みは、昔も今も子どもたちには変わらずある。そんな子どもと教師の間の「生理のギャップ」を取り除くためのセミナーが、教師の卵たちに向けて行われた。その様子をレポートする。 先生は意外と「生理」について知らない 11月10日、帝京科学大学 教育人間科学部 学校教育学科にて、保健体育教員志望の学生(男子生徒28名、女子生徒9名、合計37名)に向けてセミナーが行われた。テーマは「学校教育における生理とスポーツを考える」。超吸収型サニタリーショーツブランド「Bé-A〈ベア〉」を展開する株式会社Be-A Japanが主催した。 当日は体育教師を目指す37名の学生が参加し、生理に関する正しい知識や、教師として生理に向き合うための講義やワークショップが行われた。 本セミナーの発起人となった同大学の岩沼准教授によると、「体育・ スポーツ指導においては、個々の
37年前に「倍速視聴」をネタにした『こち亀』 この4月に出版した『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(光文社新書)が、おかげさまで大きな反響を得ている。Z世代と呼ばれる若年層に比較的多いとされる映像コンテンツの倍速視聴、スキップ視聴、ネタバレ視聴、連続ドラマの話を飛ばす、といった実態を調査・分析した内容だが、彼らが「けしからん」という話をしたかったわけではない。 定額制動画配信サービスによってあふれかえる映像コンテンツの数々、「流行りについていかなければ、同世代から遅れをとってしまう」というSNSが加速させた焦燥感、やたら時短やコスパを求める社会。そういった環境、いうなれば「現代という時代が倍速視聴を生み出した」ことを、本を通じて問題提起したかったのだ。 2021年の民間調査によれば、20〜69歳の約3割、20代の半数近くに倍速視聴の習慣がある。そ
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