[米コネティカット州ウエストハートフォード 5日 AP] 「展示してある地図に間違いがあるよって言ったのに、ニューヨーク市のメトロポリタン美術館の人は僕を信じてくれませんでした」と、コネティカット州在住のベンジャミン・レルマン・コーディー君(13)は当時のことを話している。 展示してあったのは6世紀のビザンチン帝国の最大領土を示したものだったが、スペインとアフリカの一部が抜け落ちていることに、昨年の夏に同美術館を母親と一緒に訪れたコーディー君は気付いた。 ちょうど学校でビザンチン帝国について習ったばかりだったので、コーディー君は自分が正しいことが分かっていた。用紙に間違いを記入してフロントデスクに提出したところ、信じてもらえなかったという。「僕が子供だからだと思う」とコーディー君。 ところが昨年9月、美術館関係者から「指摘された間違いについて現在調査しています」と書かれた手紙が届いた。する