*日本板硝子 <5202> は26日、昨年6月に就任したばかりのスチュアート・チェンバース社長(53)の9月30日付での退任を発表した。退任理由は「家庭の事情」。英国に残した家族と過ごす時間を確保するため、約30カ国で事業展開するグローバル企業トップの地位をなげうった。同日夕、都内の同社本社で記者会見に臨んだチェンバース氏は「多くの日本人は家族は二の次だが、私にはできない」と強調した。 【関連ニュース】 ・ 板硝子、4〜6月期110億円の営業赤字=自動車用は回復傾向 ・ 日本板硝子、300億円の優先株による第三者割当増資=債務返済などに充当