■ 略歴 昭和30年3月23日生 昭和56年3月千葉大学医学部卒業,同年6月に小児科医に 昭和56年7月のり子と結婚 昭和57 年4 月国保旭中央病院(千葉県)に勤務 昭和62 年4 月から立正佼成会附属佼成病院小児科に勤務 平成11年8月16日佼成病院の屋上から投身自殺。享年44歳。 遺書「少子化と経営効率のはざまで」(←リンク)がのこされた。 ■ 自殺に至る経緯 1 故中原は,知人からも「聖人君子だ」と言われるほど,礼儀正しく真面目である一方,時に冗談を言ったり,サッカーを趣味とする明るい人物で,患者からの信頼が厚い小児科医だった。 2 佼成病院小児科では,平成8年4月から,小児科単科で24時間365日の当直勤務を開始することとなり,6人の常勤小児科医でこれを担当していた。 40歳を越えた故中原にとって,月4,5回の当直を行うことは肉体的精神的に大きな負担となり,疲労が慢性的に蓄積され