モデルがギネスに認定 ギネスブックに認定された世界で最も大きなDNAモデル=8日午後、神戸市中央区の甲南大学ポートアイランドキャンパス(彦野公太朗撮影) 甲南大学(神戸市東灘区)は8日、先端生命工学研究所(FIBER)などがある神戸市中央区のポートアイランドキャンパスに設置されている高さ22・54メートルのDNAモデルが「世界一大きいDNAモデル」としてギネスブックに認定されたと発表した。 「DNAのことをより広く知ってもらいたい」という杉本直己教授(54)の発案で昨年5月に設置されたが、英国・ハダースフィールド大学の模型(21・5メートル)を抜き、先月世界一と認定された。 モデルは実物の10億倍もあり、夜には照明でライトアップされ、付近を通るポートライナーの車内からも見ることができるほど。杉本教授は「一般の人にはわかりにくいDNAに、もっと関心を持ってもらえれば」と話していた。