「天体の形は丸いもの」という常識にとらわれないで他の形状をもつ可能性はないのか?という命題は古くから天文学者の間で考えられていたようです。そんな命題に挑戦するかのように「ドーナツ状の地球」が存在したらどんな世界が広がっているのかについて科学的知見から検証する試みが行われています。 Andart: Torus–Earth http://www.aleph.se/andart/archives/2014/02/torusearth.html オックスフォード大学の人類学者であるアンダース・サンドバーグ博士は自身のブログ「Andart」で「ドーナツ地球」について重力、日照時間、気候などについて検証しています。 ◆極と赤道 地球には北極点と南極点の二つの「極」が存在します。また、北極点と南極点から等距離の円周上を「赤道」が走っています。しかし、ドーナツ上の天体では地球と同じようには極・赤道は存在し
![もしも「ドーナツ状」の地球が存在したら、そこは一体どんな世界なのか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e46f67b7efee65d9fa1acde1e6a494e47732d8b9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2014%2F02%2F07%2Fdoughnut-earth%2F00-top.png)