新型コロナウイルスの感染拡大の影響でアルバイトの収入を失ったり、帰省できなかったりする学生への補償や対策を、政府に求める署名活動がインターネット上で始まっている。呼びかけ人の高橋ゆいさん(20)=早稲田大政治経済学部3年=は「本当に困っている学生がたくさんいることを知ってほしい」と訴える。その思いを聞いた。【藤沢美由紀/統合デジタル取材センター】 高橋さんが署名運動で求めているのは2点。一つは、アルバイトの収入を失い、親にも頼れずにいる学生にも現金が給付されることだ。政府は「1人あたり10万円給付」の方針を打ち出したが、高橋さんは「今後何かの条件が付くかもしれない。学生にもきちんと届けられるよう訴えていきたい」と語る。