「働き方改革」のヒントは産業医が握っている? BOOK LAB TOKYOの「BOOK LAB AUTHOR'S TALK」で、30社以上で産業医を務める大室正志氏によるトークイベント「産業医が見る過労自殺企業の内側」が開催されました。そもそも産業医の成り立ちや立ち位置は? 産業医から見た「社員に負担をかけ、自殺に追い込みかねない会社の構造」とはなにか。『産業医が見る過労自殺企業の内側』を出版した大室氏が産業医の立場から、企業に共通する構造や問題点を赤裸々に語りました。 日本に3つしかない産業医大 大室正志氏(以下、大室):おはようございます。 観客:おはようございます。 大室:大室と言います。根っからの夜型でして、ふだんはかなり寝るのが遅いのですね。 (会場笑) 小学校1年生くらいのときには22時を超えても寝なくて、親に怒られていました。「大晦日の日だけは起きていていいよ」と言っても、僕
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