インターネット上で誹謗中傷をされた場合、発信者情報開示請求をして相手を特定したいと考える人は多いと思います。 ただ、発信者情報開示請求は、基本的に裁判所での手続きとなり、裁判所は権利侵害がないと発信者情報の開示を認めませんので、裁判所に申立てさえすれば、必ず認められるという訳ではありません。 発信者情報開示請求をしたいと考えている方にとって、その成功率はどのくらいなのかという点は気になるところだと思いますので、本記事では、どのような場合に成功して、どのような場合に失敗するのか、という点も含めてご説明していきたいと思います。 1.発信者情報開示請求の成功率は? 実際の発信者情報開示請求の成功率はどのくらいなのでしょうか? 残念ながら、この点については当事務所で調べた限り、公表されている統計などはありませんでした。 そこで、当事務所の実績を集計したところ、成功率は約70%であることが分かりまし
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