かつて関西地方で活躍した南海21000系「ズームカー」を運行させるなどの話題で知られる大井川鉄道(静岡県)で11日、「撮り鉄」と呼ばれる一部の鉄道ファンが線路に近づくトラブルがあり、同鉄道が公式ツイッターで注意を呼びかける一幕があった。 同社広報担当者によると、この日、ズームカーの運転士が運行中、大井川本線・崎平駅付近でカメラを手にした鉄道ファンが線路に接近したのを発見。安全確保のため一旦停止した。 同鉄道のイベント「SLフェスタ」が同日開催されていたため、同鉄道では改めて「お願い」と題したツイートを発信。「禁止場所への立入などは厳に慎んで」「(鉄道ファンらが)線路に近づきすぎて列車が急停止する事態も本日発生」したと記した上で、「フェスタの中止も含め検討せざるを得ない」などと訴えた。 (WEB編集チーム)