夫婦げんかの末、妻の放った“ボディーブロー”が致命傷となった。広島県警福山北署は5日、夫の腹を殴るなどして死亡させたとして、傷害致死の疑いで、広島県福山市神辺町川北の無職、浜村清美容疑者(36)を逮捕した。 逮捕容疑は1日午後3時ごろ、自宅で夫の無職、裕之さん(53)の腹を殴ったり、蹴ったりして、3日未明に死亡させた疑い。 福山北署によると、裕之さんが3日朝に動かなくなっていることに浜村容疑者が気付き、119番して発覚。「夫が包丁を持って暴れたのでやった」と供述している。 同署によると、浜村容疑者は裕之さんと2人暮らし。これまでトラブルなどの相談は警察になかったという。近所に住む主婦(56)も「年の差はあったみたいだけど、いつも2人で出掛け、仲のいい夫婦にみえたのに…」と驚いていた。