神奈川県座間市の野球場敷地内で14日、男の赤ちゃんが埋められているのが見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された同市のアルバイト少女(17)が、赤ちゃんは死産だったのに、「声を出されると困ると思い、首を絞めた」と供述していることが、県警への取材でわかった。 妊娠や出産について、家族や交際相手には知らせていなかったという。 県警幹部によると、少女は「7月6日夜、シャワーを浴びようとしたとき、力まずにはいられなくなり、力むと自然と生まれた」と説明。赤ちゃんは死んでいると思ったものの、「脱衣所にあったひもで首を絞め、ビニール袋に入れて自宅のクローゼットに隠した」と供述している。妊娠については「昨年秋頃につわりが起きたが、すぐに収まったので妊娠とは考えなかった」と話したという。 司法解剖の結果、赤ちゃんの肺には呼吸に伴う空気が入った形跡がなく、死産だったことが判明している。首にはひもが巻きつけられ