米グーグル社の無料地図サービス「ストリートビュー」で人けのなさそうな場所を探し、金庫破りなどを繰り返したとして、大阪など5府県警の合同捜査本部は、暴力団組員ら4人を窃盗容疑で逮捕し、約200件、計約1億5000万円相当の被害を裏付けて捜査を終えたと4日、発表した。 発表では、堺市北区百舌鳥陵南町の暴力団組員・早崎勝志(43)、住居不定の無職小林一行(36)両被告(いずれも公判中)ら4人は昨年8月7日未明、兵庫県小野市の郵便局に侵入し、収入印紙21枚(額面計4200円)を盗むなどした疑い。 ストリートビューは、インターネット上で地図や街並みの画像を閲覧できるサービス。4人は、このサービスの画像で人目につかない場所を調査し、2011年11月~昨年11月、近畿、中国、九州などの17府県で衣料品店や会社事務所を狙って盗みを重ねていた。 4人は防犯カメラに映った使用車両から浮かび、昨年12月~今年1