印刷 関連トピックスTwitter「いけてない娘」を持つ久米久乃利さん=浜松市北区右が1枚目のラベル。左が9月から販売されている2枚目のラベル しょんぼりしてうつむいた少女のイラストがラベルに印刷された玄米酒が話題だ。少女を描いたのは福島県で被災した女性。快活な女性の絵にする予定が、震災のショックからか笑顔が描けなくなった。震災から半年が経ち、9月からの新たなラベルでは、少女ははにかんだ表情になり、少し元気が出てきた様子だ。 浜松市北区の大村屋酒店が発売した玄米純米酒「いけてない娘(こ)」。7月末に店頭とネット通販のみで売り出したにもかかわらず、1カ月で300本の注文が舞い込んだ。インターネットを中心に「癒やされる」と人気も上がり、「萌(も)える」ファンの心もくすぐっている。 同店を経営する久米久乃利さん(43)が企画した。磐田市の酒蔵から玄米酒を仕入れ、2月にネットでラベルの原画を